やまぐち 高齢者福祉・介護を考えるフォーラム 「哲学したら見えてきた介護の魅力」

 本学では、県内の福祉団体と共同で、高齢者福祉・介護人材育成・確保にかかる調査研究を行っています。
 このたび、この研究成果を報告するとともに、高齢者福祉と介護の本質や魅力について考えるフォーラムを開催します。
 皆様のご参加をお待ちしています。

日時・場所

平成29年2月18日(土)13:00~16:00
山口県立大学 4号館1階 D14教室

対象

 高校生、専門学校生、大学生、介護職の方、これから介護の仕事をしてみたい方、一般市民の方など介護の仕事に関心のある方ならどなたでも気軽にご参加ください。

開催趣旨

 本県では、全国に比べ約10年早く本格的な超高齢社会を迎えており、すでに高齢化率は全国第4位の31.3%です。今後も高齢化は進み、団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて、高齢者ケアのニーズの増大、単身世帯や認知症高齢者の増加が想定されています。中でも、「第五次やまぐち高齢者プラン」によれば、本県では要介護の高齢者を支える介護人材を、2025年までに3,878人確保することが必要となっています。介護人材の確保は、国の重要な課題でもあります。
 そこで、山口県の近未来の介護人材を確保するために、介護の本質や魅力を広く県民のみなさまにお知らせし、特に若い人たちに介護の仕事に関心を持っていただき、就職の選択肢として考えていただくことが重要と考えております。

 このフォーラムでは、介護施設の施設長、介護職員、そして高齢者支援・福祉哲学を専門とする研究者が「高齢者福祉・介護人材育成・確保にかかる共同研究」に取り組み、介護の本質や魅力について勉強会を重ね、また認知症ケアの先進国である英国の介護現場の現状視察をした成果を報告します。そして、県民のみなさまとともに介護の本質や魅力とは何かをともに学び、若い人たちにどのように伝えていけばよいかを考え、将来の介護人材の確保につなげられるような機会としたいと考えています。

プログラム

12:15 受付
13:00開会・あいさつ
13:10基調報告1 「英国の高齢者ケア・認知症ケアの現状から」
        社会福祉法人豊徳会 理事長 椎木誠二
基調報告2 「介護を哲学する 顔を通してあらわれる、人間の尊厳」
        山口県立大学社会福祉学部 講師 廣田智子
13:50休憩
14:00シンポジウム 「介護の本質を探究しよう、そして魅力を発信しよう」
シンポジスト 特別養護老人ホーム施設長 藤山千佳子氏(恵寿苑)
         特別養護老人ホーム介護主任 橋本 梓氏(青景園)
         通所介護事業所生活相談員 山本英雄氏
         (みとう悠々苑デイサービスセンター)
         福祉哲学研究者 廣田智子(山口県立大学社会福祉学部)
コーディネーター 横山正博(山口県立大学社会福祉学部長)
16:00閉会

申込み方法

下記の参加申込書に記載の上、2月13日(月)までにFAXまたはメールにて送付してください。

高齢者福祉・介護を考えるフォーラムチラシ・参加申込書

申込み・問合せ先

山口県立大学社会福祉学部 高齢者福祉研究室
TEL&FAX:083-928-4772
メール:yokoyama◎yamaguchi-pu.ac.jp(◎を@に変えて送信してください)