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国際フォーラム2014開催しました

 

 12月14日、地(知)の拠点整備事業で行っているライフイノベーション研究の一環として、国際フォーラム ~未来都市 山口の共創~ を開催しました。
 このフォーラムは、フィンランド国立ラップランド大学とパーソンズ・ザ・ニュースクール(ニューヨーク)から講師を迎えて、サービスデザインの手法と服飾デザイン・社会的イノベーションを通じた専門的な視点からお話いただくことと、「サービスデザイン」の手法を取り入れた医療・福祉環境における実践モデルの開発に取り組んだ研究報告を目的としたものです。
          
 
 会場には、講師、本学研究チーム関係者の他、一般と学生ら約50人が参加しました。 まず、パーソンズ・ザ・ニュースクールのエドゥアルド・スタッショウスキ氏から、「参加のためのデザイン」と題して、公共の看板やネットワーク情報などを検討する際に、政府・公共機関だけではなく市民やデザイナー等の様々な分野からの意見を取り入れることの意義について紹介がありました。
 同じくパーソンズ・ザ・ニュースクールのララ・ペニン氏は、「社会的イノベーションのためのサービスデザイン」について、「デザイン」の役割は時代と共に変化しており、現在では「サービス」を社会全体を変えるためのツール・触媒としてデザインすることが求められていると説明されました。
 ラップランド大学のマルヤッタ・ヘイッキラ=ラスタス氏は、「特別なグループのための北極圏被服デザインSinco-Labとサービスデザインを用いた研究の可能性」について講演され、寒冷地における若年障がい者のための野外服や警察官の防寒作業服、おばあちゃんと孫のための防寒被服など、サービスデザインを用いて開発した衣服を紹介されました。
 本学の水谷由美子教授による「ライフイノベーションに向けたサービスデザインの応用可能性」では、医療および福祉領域における地域の課題解決と文化・産業振興を推進するための手段としてサービスデザインを活用した研究を行っており、ここまで一定の研究成果を上げつつあることが報告されました。

   

 パネルディスカッションでは、サービスデザインを取り入れることによってユーザー中心の原則が全体に徹底されることや、公共事業の場合は細やかな革新が多数市民の公益増進に繋がること、しかし、その実施にあたっては多様な困難を伴うため、サービスデザインの普及には周囲の理解と協力が不可欠であることなどが議論されました。会場からはラボの社会的な役割や行政機関の関わり方等について質問が寄せられ、今後の課題に対する意見交換も行われました。

 
 また会場では、本学ライフイノベーション研究で開発したナースウエアの展示や福祉施設におけるSPSと看護栄養学部でのワークショップの様子等の記録を鑑賞できるも設けられ、参加者に本学の研究成果の一端をお披露目しました。
 

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