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桜の森アカデミー「在宅ケアコース」-移動・移乗に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護-

 8月9日(土)に桜の森アカデミー「在宅ケアマイスターコース」の科目「生活支援技術/移動・移乗に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護」を、本学看護実習室で行いました。
 講師に一般社団法人山口県介護福祉士会の芥川恵美子先生・太田りさ先生をお迎えしました。
 人が生活するうえで最も基本的な日常行為である食事・排泄・衣類の脱着などの行為には必ず移動が伴っています。
 今回の移動・移乗介助の講座では、人間の自然な動きと重心の動きを理解し、ボディメカニズム(人間の運動能力である骨・関節・筋肉等の総称で、この力学的原理を活用した技術)を使って、介助する側にとって無理のない姿勢で余分な力を使わずに行う技術を習得し、介助者の身体の負担を軽減しながら、介助される人へ安全・安心な介護の提供を目的としています。

 最初に、身体の骨格や筋肉の構造を学び、介助するときのボディメカニズムについて学びました。
 二人一組で、普段何気なく行っている「立つ」、「座る」といった自然な動きを意識しながら、お互いに姿勢や動作での重心の動きを確認しました。
 
  次に、ベッドの上で体位変換を行い、端座位(ベッドの端に腰掛ける座位)の介助を学びました。ここでは、全ての動作にボディメカニズムが連動して組み合わされていました。
 
  そして、ベッドから車いすに移乗するまでの一連の動作を介助される側も介助する側も負担が掛からないようにボディメカニズムを使って、実習しました。片側麻痺を想定し、利用者の不安をなくすため常に声掛けをしながら、健側(麻痺のない方の側)から移動させます。ボディメカニズムを活用することで、筋力のない女性でもスムースに移乗ができることを体験しました。 
 
  その後、福祉用具(車いす・杖など)を使っての実習をしました。
  車いすに移乗した後、エレベータの乗降、屋外で段差や坂を体験しました。介助する人が車いすで段差を越える難しさや介助される人が後ろ向きで下るときの恐怖心など両方を体験して初めての発見があったようです。
 
  最後に、杖を利用して、階段を昇降しました。介助者は、される人に対してどの位置に立ったらよいか等を確認しながら、とっさの時に備えて細心の注意を払っての介助を体験しました。
 
   
  今回の講座通して、介助する側は、ボディメカニズムを使っての介助に加え、介助される側の残存機能を最大限に生かして移動・移乗する介護実技を体験し学びました。

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