副専攻とは
副専攻は、社会的ニーズの高い分野を精選し、実践力を養成することを目的としてコンパクトに編成された教育課程です。専門学部の学習のほかに修得できる「+α」の専門的分野で、その質の高さは大学が保証します。平成20年度より稼働する副専攻には、「環境システム」と「健康」があります。1学年終了時に既定の要件(副専攻規程参照)を満たす学生は、副専攻を履修することができます。副専攻「環境システム」について
「環境システム」は、単に環境マネジメントシステム(EMS)の専門的知識や技術の習得に止まるのではなく、柔軟な発想力や課題解決能力が身に着く効果的な手法でカリキュラムを展開し、応用力を身につけることができるユニークな科目群です。いま社会で求められている課題解決能力や複眼的視野の涵養がここで培われます。具体的には、多角的な学習を求められる「持続可能な開発のための教育(ESD)」に基づいたカリキュラムを展開するために、以下の構成での授業科目体系を実施します。受講生が、社会人として持続可能な社会システム作りに即応できる「発想力」、「システム思考と実践力」を習得することを目的とし、最新のマネジメントシステム手法(シックスシグマ:プロセス改善とプロセス設計/再設計)をベースとした授業科目構成としています。 本学が認証取得しているEA21を教材とし、理論と実践を織り交ぜたスパイラル構造の教育カリキュラムを実現することで、効率よく実践力を培うことができます。また、特別な設備や専門的知識がなくても工夫次第で効果・成果を上げることができるよう、目に見える実習、対話する講義を展開します。
カリキュラムの構成
副専攻「環境システム」の授業科目は、プロセス改善による課題達成型マネジメントの原則「事実に基づく意思決定」を基本として構成しています。| シックスシグマの要素 | 授業テーマ | 授業科目名 | 主要なツール等 |
| D:定義 |
課題の明確化 創発的マネジメントの基礎 |
講義: EMS論 | 発想法(KJ法、NM法等) |
| M:測定 | 測定(事実の把握)のデザイン |
実習: EA21構築実習Ⅰ及びⅡ | CASBEE等 |
| A:分析 | 解析の手法 | 省エネチューニング | |
| I:改善 | 改善の計画とシステムづくり | EA21構築実習Ⅲ(21年度) | EA21ガイドライン |
| C:コントロール | 改善の実施 | 内部監査員研修 | EA21内部監査 |
- 環境理論特別講義I,IIでは、わが国トップレベルの専門家の多様な発想法を学習します。
- 環境理論特別講義I (杦本育夫NPO法人環境市民代表理事:5月24日(土)、中原秀樹武蔵工業大学環境情報教授:6月14日(土)、(講師未定:県と協議中)7月26日(土) 9:00~12:00セミナーパークを予定)
- 環境理論特別講義II (山本良一東京大学生産技術研究所長:11月15日(土)、今堀洋子追手門大学講師:11月29日(土)、安井至国連大学副学長(交渉中)、12月20日(土)を予定 )
- 環境実践専門実習(平成21年度開講)では、地域社会におけるEMS構築支援を専門家とともに実施し、即戦力としての能力を身につけます。(カリキュラムに関する詳細は学則別表及び副専攻開講一覧を参照してください。)
<注意事項>
副専攻履修に当たっては、指定された期間に履修申請書を提出し、概ね2年以上で修了するように履修計画を立ててください。また、同じ科目名で開講学部・学科が異なる場合がありますので、履修登録に際しては十分注意してください。実習や講義の多くは、みなさんの専門カリキュラムの時間割と重ならないように最大限の配慮をし、集中形式や土曜日の開講を取り入れています。開講日に注意してください。授業科目によっては別途開講も可能な場合がありますので、申し出てください。副専攻「健康」について
「健康」は保健・医療以外の分野においてもキーワードになっている。健康に関する基本的かつ実践的な知識を身につけることは、いわるゆ「健康ブーム」に流されることなく、それぞれの専門分野において「健康」を正しく認識し、位置づけ、自分の仕事と生活に取り入れるために不可欠です。副専攻「健康」は、基礎・教養科目で開講されている健康に関連した授業科目と、看護栄養学部で開講されている専門科目により構成されています。カリキュラムは、健康に基本である「栄養」、「運動」、「休養」を中心に、それを支える「生命、身体、疾病に関する基礎知識」と「健康を支える環境整備とマネジメント」に関わる授業科目を厳選して構成しています。