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基礎看護技術Ⅱ

開講年次:2年前期
担当教員:家入 裕子、井上 真奈美、丹 佳子、藤本 美由紀、佐々木 満智子

授業概要

 検査や治療における看護の役割と機能を学ぶ授業です。導尿、経管栄養、静脈血採血、皮下注射等の看護技術について、教員によるデモンストレーションと技術の根拠の解説を行うとともに、学生相互に演習を実施することによって、看護実践能力の向上をさせることを目標としています。

授業レポート

 看護師に必要な採血や注射などの技術を、医療現場で使われている器具や薬品を使いながら身につけていく授業。今回は、皮下注射の実習を紹介します。


 はじめに、担当教員から注射器の準備や打ち方手順などのデモンストレーションがありました。器具の持ち方・置き方、注射の打ち方など実際の手順に沿った説明が進んでいきます。


 注射は常に衛生を保つということが大切です。

  • 針を取りつける時は手で触れない
  • 注射でアンプルから薬液を吸い出す時は、針をガラスの淵に当てない
  • 注射する箇所はアルコール綿でふき、その後は触れない
 など、他にも注意しなければいけない点がたくさんあります。

 細部に神経を使う作業ということもあり、デモンストレーションを見る学生たちも自然と気が引締まっていく様子でした。



 全体の流れを学んだところで、グループに分かれて腕のモデルを用いた実践練習を行います。各グループにそれぞれ指導教員がつき、デモンストレーションの内容を確認しながら注射器を準備します。


 学生たちが苦戦していたのがアンプルから薬液を吸い出す作業。注射液を押し出すおしりの部分は触れてはいけない箇所の一つで、薬液を吸い出すには小指だけで引くという高度なスキルが必要なんだそう。

 聞いただけで指がつりそうな内容ですが、学生たちは慣れない動きにも果敢に挑戦していました。


 注射器の準備を終えるといよいよ打つ練習。今回は注射練習用のモデル器具を患者役の腕に巻いて行います。学生たちの表情は一気に緊張モード。
 一人ずつ教員からチェックを受けながら、アドバイスを貰っていました。少人数のグループ学習で一人ひとり丁寧にサポートしていきます。


「今から針を刺しますね」「痛みやしびれはないですか?」 といった声かけや気配りも忘れません。


 学生の動きや手の位置を目に焼きつけたり、打つまでの流れを声に出して練習したり、資料に大切なポイントを書き込むなど、苦手な部分を補うために授業時間をオーバーしても率先して実習に臨み続ける学生たちの姿が印象的な授業でした。

教員からのコメント

 看護学科2年次の前期に行うこの授業では、看護師として身につけるべき看護技術についての学習を行います。通常の講義資料に加え、学生がスムーズな手順とその意味が理解できるための手順書やDVDを活用した授業により、「なぜそうしなければならないか」、「正しい技術を身につけないとどのような危険があるか」といった手順の意味や重要性を理解できる授業を行っています。また、患者役と看護師役の相互の体験ができる演習を行っており、患者の気持ちに寄り添った看護援助ができる人材を育成することを心がけています。
 また、所定の講義時間以外にも、学生が自主的に参加して技術練習や教員への質問ができる「オフィスアワー」を設定し、技術習得のためのサポートを行っています。

学生の感想

「アンプルから適量を取る時に小指がつりそうだった」
「モデルへの皮下注射だったけど、注射する方もされる方も緊張した」
「注射する早さや角度もまだ感覚が掴めないので、これからしっかり練習していきたい」

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