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ラップランド大学教員によるサービスデザイン特別レクチャー

 5月8日(木)・9日(金)・12日(月)に、学術交流提携校との教員交流事業の一環としてフィンランド国立ラップランド大学から講師をお招きし、特別レクチャー「ユーザを中心としたデザインにおける物語及びストーリーの役割について」を行いました。

 3日間のプログラムの中で、本学でデザインや企画提案を学ぶ文化創造学科の学生が、新しいデザイン分野として注目されている「サービスデザイン」の考え方や手法を、ヨーロッパでも先端的な実績をもつラップランド大学のペルティ・アウラ氏から学びました。



 ペルティ・アウラ氏は、ラップランド大学でサービスデザインの考え方を取り入れた授業を展開しています。
 初日は、ラップランド大学での取組みや授業の中で開発・提案したデザインを見ていきながら、サービスデザインの考え方について講義を行っていただきました。

 サービスデザインは、作り手・提供者側から発信される従来のスタイルではなく、ユーザとなる生活者を中心にものづくりやサービスを考え、価値の向上を目指すものです。
 講義の中では、ラップランド大学の学生グループが考えた、体が不自由な人のリハビリを行うための服や高齢者が街を歩きやすくなるためのサービスなどが例にあがり、どのようにユーザを中心としたデザインの開発・提案を進めていくのか説明がありました。



 2日目には、講義で学んだサービスデザインの理論を実際に利用してのワークショップを行いました。
 今回のワークショップでは、学生たちがグループに分かれて「温泉を利用したい高齢者のために、スマートフォンやタブレットを利用したサービスの提案」に挑戦しました。


 このワークショップは、仮想の物語や登場人物(ユーザ)を使って進めていきました。
「登場人物はどのようなことをしたいのか」
「その動機から、どんな行動をとるのか」
「その行動がどんな結果を生むのか」
といった一連の流れをユーザの視点で考えながら、行動をサポートするためのサービス提案を行います。

 学生たちは、ペルティ・アウラ氏からのアドバイスを受けながら、グループ内での話し合いを繰り返し、最終日のプレゼンテーションに向けて準備をしていきました。



 最終日のプレゼンテーションでは、学生たちが考えた「体の不調に合わせた温泉検索アプリ」「今日を充実させるための日記アプリ」など、様々な提案を行っていました。


 絵をタッチして検索するシステムや音声で文字を入力する機能など、ユーザである高齢者に配慮した仕様はもちろん、手描きの資料を配ったり寸劇を披露したりするなど、自分たちのアイデアを分かりやすく伝えるための工夫や趣向も、プレゼンテーションの中に織り交ぜられていました。



 特別レクチャーに参加した学生からは、
「グループ内でたくさんの意見やアイデアを挙げて、ディスカッションしていったことで内容が更に充実した」
「コンセプトを決めてデザインを考えることは授業でも行っているが、仮想の物語からデザインアイデアを出すという作業は初めてだった」
「より良いデザインが作れるように、これからも色々な物語や場面を想定してアイデアを出していきたい」
といった感想がありました。


 ユーザ視点から考える新たなデザイン分野での学びを通じて、よりデザイン提案に対する考え方を深めることができた3日間となりました。

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