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山口准教授のデザインが グッドデザイン賞を受賞!!

 国際文化学部文化創造学科の山口光准教授がデザイン監修を行った器が、2013年度グッドデザイン賞を受賞しました。

※グッドデザイン賞は、くらしや産業などをより豊かなものへと導くことを目的とした、「よいデザイン」を持つ事象に贈られる賞であり、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度です。

長く楽しめる食器

 「Urushito Glass(ウルシトグラス)」と名づけられたこの器は「漆+異素材」をテーマに、岩手県産の浄法寺漆(じょうぼうじうるし)と山口県産の萩ガラス、遠く離れた国内の2つの産地で生まれた素材を組み合わせたものです。


 日本一の漆の産地・浄法寺町で採取された浄法寺漆は、漆掻き職人が一滴一滴丹念に採った希少なものです。何度も漆を塗り重ねを繰り返して生まれる色と艶は、使い込むほどに味わいが増します。
 また、萩市の笠山でのみ産出される玄武岩を使用した萩ガラスは、透明度が高く傷がつきにくいガラスです。代表的な内貫入ガラスは独特のヒビ模様が特徴で、約3年をかけて表情が変化します。

 「買った時よりも育てることで価値が上がる工芸品」を目指し、デザイン面でも流行に左右されずに長く使えるようなミニマムでシンプルな形状となっています。


食器に隠されたお話

<国産漆の振興・震災復興の一環としてスタート>
 日本産の漆原液は全流通量の1%程度であり、その7割以上が浄法寺漆です。近年では金閣や日光東照宮など重要文化財や国宝等の修復にも用いられるなど、日本文化を象徴する素材の1つです。
 東日本大震災等の影響もあり需要が落ち込む中で、漆原液生産の衰退は伝統工芸全体へも波及しかねない問題であるため、2011年5月から企画が始まりました。


<Urushitoとは>
 Urushito(ウルシト)シリーズは、「漆と他の素材」を組み合わせた作品です。
 生活空間にある様々な素材と、漆との調和を目指した「生活提案型」の作品であり、和洋問わず様々なシーンでの使用を想定しています。
 今回の漆とガラスを結びつけた器は、Urushitoシリーズのフラッグシップモデルに位置づけられています。

 企画立案・デザインには、岩手県出身であり、現在は山口県でプロダクトデザインの教育研究に取り組んでいる山口光准教授が参加しました。デザイナーが両者を仲介することで、「Urishito Glass(漆+ガラス)」の製品化に至っています。


<展示・販売について>
 この作品は、2012年からニューヨークやパリでの展示会等にも出展・販売を行うほか、ネットショップ等にも販路を拡大しています。

-展示実績-
 ・東京デザイナーズウイーク2012・プロ展
 ・ニューヨークインターナショナルギフトフェア2012
 ・メゾン・エ・オブジェ2013
 ・東京インターナショナルギフト・ショー2013
 ・NYNOW2013


2013年度グッドデザイン賞ウェブサイト

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