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2017 年度産学連携ツーリズムセミナーにて優秀賞を受賞

 9月22日(金)、東京ビッグサイトで「観光振興のための方策」コンテストの最終プレゼンテーションが行われました。このコンテストは、公益財団日本観光振興協会が「観光振興のための方策」に関するアイデアや研究につき、大学等を対象に募集したものです。全国から約30件の応募があり、その中から上位8校に選定された大学が、最終プレゼンテーションに進みました。その結果、山口県立大学は「巡礼の味を探して ~「写し四国」の食風景魅力化プロジェクト~」というテーマで優秀賞を獲得しました。


左から:鈴木沙江さん、久米愛美さん、山口紗恵さん、熊谷日花里さん


プレゼンテーション発表の様子

表彰式の様子

全体総評

 発表のためによく練習して臨んでいたことが伺えた。大学生らしいチャレンジ性の高いもの、こだわりが感じられるもの、自分たちのアイディアに対する愛情が感じられるもの、そうしたプレゼンテーションを高く評価したい。今後も、若いうちからたくさん旅をして、良質な体験を重ねて欲しい。
 「巡礼」というと、割によく聞かれる話で、手堅いテーマだが、皆さんはもの凄くよく考え、具体的な提案に落とし込んでいた。
 欲をいうなれば、例えば5年後、地域の担い手が減少しても持続するというシミュレーションがあれば良かった。
(セミナー審査委員の先生からのコメント)

代表学生のコメント

 この企画提案に当たっては、秋穂地域の皆さん、山口観光コンベンション協会の皆さんなど大変多くの方にご協力をいただきました。なかでも、秋穂の地域おこし協力隊の皆さんは、東京ビッグサイトまで発表を観に駆けつけて下さって、感激しました。
 優秀賞をいただけて非常に嬉しいとともに、お世話になった皆さんに、心から有難うございましたと伝えたいです。
 今回、私たちはプレゼンテーションのためにずいぶん準備を重ねました。どのように表現すれば言いたいことが的確に伝えられるか。言葉の選び方、間の取り方、抑揚、表情など、メンバーと繰り返し話し合い、チェックし、仕上げていきました。その際、フリーアナウンサーの大和良子さんには何度もチェックしていただき、的確なアドバイスをたくさんいただきました。
 いよいよ当日。初めての大舞台に緊張してしまい、練習通りにはいかないところもありましたが、秋穂の魅力を伝えたい、さらに、秋穂の地域課題について全国の皆さんにもぜひサポートして欲しい、との想いで乗り切りました。終わってみれば、盛大な拍手。メンバー全員、やり切った充実感でいっぱいでした。
 会場では、様々なコメントも伺うことができました。日本観光振興協会の久保田穣副理事長からは、「11月の開催にむけて頑張ってください」と。また、総評をくださった首都大学東京の清水哲夫先生からは「将来は観光業界で頑張って欲しい」とのエールをいただきました。
 全国大会はやはり刺激になることが多く、為になることがたくさんありました。今度は11月、巡礼の味を皆で創り出すイベント開催に向けて頑張ります。秋穂の札所を会場に実施しますので、ぜひ皆さん、ご参加ください。
(国際文化学部文化創造学科3年 久米 愛美さん)

指導教員のコメント

 今回の発表テーマは、もっとも古い観光スタイルのひとつ「巡礼」。大学生たちは、すでに春から様々な史料に当たり知識を蓄え、同時に山口市秋穂地域で長く継承されている「写し四国」のフィールドに通い、地域の長老たちへのヒアリングを重ねてきた。もちろん、最終プレゼンテーションに当たっては、地域おこし協力隊の皆さんとのミーティングを繰り返しながら、寝る間も惜しんで企画提案の精度を向上させていった。
 今回の受賞は、こうした大学生の努力とともに、温かいエールを送り続けてくださった地域の皆さんとの協働の賜物である。
 今回プレゼンした企画は、来る12月、実際に秋穂地域にて開催する予定で、今後も大学生たちと地域とのつながりは、ますます密度を増し、大学生にとっての学びになるだけでなく、地域における社会課題を実効性のある形で解決していくことができるのではないか、と楽しみにしている。
 おそらく、全国各地で同様の課題を抱えているのではないかと推測するが、高齢化の大波は、各札所の維持管理などを急速に難しくし、日本の貴重な観光資源でもある巡礼文化そのものを危うくしている。
 これを「観光まちづくり」という視点からなんとか解決できないものか。その際、「観光促進」と「信仰の静謐な場の維持」とをバランスよく調整しなければならず、大学生たちは頭をひねってよく考えていた。おそらく今回の企画提案もそれに続く実践も、全国の他地域において十分に参考になる成果をもたらしてくれるものと期待している。
(国際文化学部文化創造学科 地域文化創造論研究室 齊藤 理 教授)

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