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地域福祉論Ⅰ

開講年次:3年前期
担当教員:草平武志

授業概要

 地域福祉実現のカギとなる「地域ケア構築」と「地域自立支援」のための方法について、理論と実践の両面から学んでいきます。全15回の授業では、コミュニティワーク理論に関する講義を中心として、社会福祉の発展の歴史や、海外の福祉などについても取り上げます。

授業レポート

 地域社会にある福祉ニーズや課題を解決するための仕組みづくりや考え方についての講義の様子を紹介します。


 日常生活の中に潜んでいる問題を解決するためにはどんな方法や考え方があるのか、3つの方法モデルとその特徴や欠点などについて、教員から説明がありました。


1つ目は、その地域に住む人々で解決方法を見つける住民参加型の「小地域開発モデル」
2つ目は、専門的な知識や機関を利用して、地域の問題を解決する「社会計画モデル」
3つ目は、住民運動などによって制度などの改善を求める「ソーシャル・アクションモデル」。
 このように様々な角度やアプローチから考え、広い視野で課題について考えていく能力が社会福祉士には大切になってくるとのこと。


 その方法モデルをどのように活用し、どういった視点で考えていけば良いのか…事例ビデオを視聴しながら演習を行います。

 1回目の視聴では、方法モデルを使う前に、ビデオで描かれていた家庭状況を「エコマップ」を使って把握します。

 「エコマップ」は、福祉ニーズや課題を持った人を中心に家族構成や社会福祉機関などの関係性を図式化したもので、それぞれがどんなふうに関わりあっているのか、これからどのような形で関わっていくのかなどを明確にしていきます。

 2回目の視聴で、実際に方法モデルを使った考え方を学んでいきます。


・この家族にはどんな問題や課題が隠れているのか
・それらを解決するためにどんな方法があるのか、解決方法はどのモデルにあたるのか
 教員の解説も交えながら、学生それぞれで考えていきます。



 授業では1つの家庭に焦点を当てたビデオを見て、問題提起や課題把握を行いましたが、それらを一家庭の問題としてではなく地域の問題として考えていくことが必要だと指摘がありました。
「こういった事例が他の家庭にもあるかもしれない。他の家庭でも起こる可能性のある問題はなんだろうか…といった広い視野で課題に向き合い考えていくことが社会福祉の考え方」とのことです。


 地域福祉について、真剣かつ丁寧に伝える教員と、より多くのことを修得しようとする学生たちの姿が印象的な授業でした。

教員からのコメント

 個人の生活の充実が尊重される社会の中で、人々の豊かで安心な生活を守るために、お互いの助け合いや社会が果たすべき役割、公的機関の役割について考えます。
 大学での社会福祉に関する学びと皆さんの実生活を結びつけることを目的に、解りづらい福祉を身近なものと捉えられるようTV、映画などの映像も活用して、受講する学生とともに考える授業を作りたいと考えています。

学生の感想

「身近な事例を見ながら地域福祉を考えていけるので、分かりやすいし真剣に向き合える」
「いろんな地域活動にも福祉的な役割があることが分かり、目が行くようになった」
「福祉利用者だけでなく、その家族や住んでいる地域にもしっかりと視野を広げて活動していきたいと思う」

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